電源と電源回路の市場でのトラブル回避と省電力化
スマートフォンなどIT機器のバッテリー・電源など、市場に出てから不具合や寒冷時の容量不足が話題になったり、自動車部門ではバッテリーを動力源とするEVの極寒嶺冷時の走行距離減少で見直されています。
そこで、”電源の特性” だけでなく、ボード内部の回路電流・電圧の変動や異種間(例:温度依存性)の特性を把握する計測電源にロガーを付属させ解析まで可能にした、単機能の寄せ集めする苦労なく実行できるセット famCoreを試作しました。
電圧・電流測定の”アナログ”と”データ伝送”と”ソフト処理”の連携
- 解析ツール、問題があったら後からトレースできること
破損・焼損など繰り返せない現象は、破損に至る過程を推定することになりますが、アナログ値 → デジタル変換 → パソコンに送る → データを蓄積・表示 → 解析 までハード・ソフトの技術の連携が必須。
時間の切迫した製品開発などでは電流を、検出抵抗の切り替えなし ±数ppmの分解能で、基本機能は
・計器と意識しないで電源として用い、そのままで測定がされている そして;
・レンジ切り替えはしなくても、解析に耐えるデータを残す…… - 平均値に加え、切れ目なく過渡現象(最大/最小値)もキャッチ
技術者として必要な消費電力の関連要素とその時間依存など
famCore;SW-ONで全電源(6CH_max)4測定<Vm、Imean、Imax、Imin>を表示・記録<Excelに自動書き込み>
その書き込みデータの処理は、計算、加工、図形処理をExcelの機能を容易に活用。
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複数の電源(最大6ch、VIソース)と外部電圧・電流測定(VP、IP_1ch)を備え、デジタルマルチメータを簡易に代替OK。 |
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汎用電源として使用上の精度確保のため、広ダイナミックレンジと安定性を図る回路。 |
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[1]4象限電圧/電流値発生 [2]電圧/電流測定 [3]電圧と電流の独立リミッタ [4]制御・表示・記録ソフト |
famCoreのメリット